動物には換毛期という毛の生え変わる時期、人で言う衣替えの時期が1年に二度あります。ワンちゃんには種類によってダブルコート、シングルコートという被毛の仕組みの違いで換毛期がない種もありますが、換毛期はストレスがかかるもの、犬はまれですが、猫さん、ウサギやフェレットさんは毛球症という病気のリスクが高まる時期でもあります。グルーミング(毛ずくろい)の際に毛を飲み込んでしまい、飲み込んでしまった毛が胃の中人溜まってしまいボール状になってしまう状態が毛球症です。症状としては、食欲不振や嘔吐でしょう。毛球症対策を施した高繊維食を与えたり、猫さんだと猫草を与えて嘔吐を促す事ができますが、ウサギさんは嘔吐が出来ないので毛玉は胃の中の大きくなってしまいます。毛球症で命を脅かしてしまう場合も少なくありません。飼い主さんが変化の早く読み取り、うんちが小さくなっていないか、数珠つながりになっていないか、食欲不振を先読みして病院を受診してお薬を頂く事や、毎日のブラッシングを頑張る事で、特にストレスのかかる夏の換毛期を低い山のうちに乗り越える事が大切だと思います。変化の先読みと先手を打つ事は飼い主さんが出来る思いやりですね😊