雨の中のお散歩が増える季節、飼い主にとっては辛いですね。
皆様はいかがされていますか?トイレの為、クン活の為、リフレッシュの為、やはり行かなければならない時が増えるもの。生き生きと伸び始めた草木の中に顔を突っ込んでで何をしているのかな・・・?怪しいと思う事も多いはずです。ナメクジやカタツムリが雨の中で生き生きと活動した形跡が残るお散歩タイムには注意が必要なのです。
これらの生き物には広東住血線虫という寄生虫を媒介する可能性があります。広東住血線虫は人にも動物にも害を及ぼす人獣共通感染症を引き起こすのです。人に感染すれば頭痛や発熱、脳炎や神経麻痺を起こす可能性があり、犬が感染した場合も同様に脳炎や麻痺、尿失禁といった症状が見られ死に至る場合もあります。ネズミを最終宿主としますが、ネズミの糞に幼虫が排出され、これを食べたナメクジ等が中間宿主となります。人は生野菜を扱う時にはしっかりと水洗いしてナメクジの歩いた形跡等は落とす事、そして雨上がりのお散歩タイムには、愛犬の興味の先に常に目を光らせなければいけません!雨上がり、慌ててお散歩に出てしまいますが、気を付けてあげましょうね!
怪しすぎる・・・のです。
(by Sado)